それで計測器の適正さを保証することができる
近年日本の品質管理はとても厳しくなってきています。法律の改定があり、製造工程で使われるようなあらゆる種類の計測器についてはjcss校正を受けたものでないとならないと言うことです。jcss校正では国家が保有する標準器と比較しながらその計測器の精度を確認しながら、精度を保証します。その大きな特徴は検査される計測器の測定誤差まで含めて報告がなされないとならないということです。これは本当に厳しいことではないでしょうか。jcss検定に合格すれば合格証が発行されます。それで計測器の精度が保証されます。jcss合格証は製造工程で使われる計測器の傍に表示されていなければなりません。それで計測器の適正さを保証することができるのです。
中心は国際標準化機構が提唱する品質管理手法です
ISO17025というのをご存知でしょうか。ISOとはスイスのジュネーブに本部がある国際標準化機構のことです。スイスのジュネーブに本部がある国際標準化機構が提唱する品質管理の手法は世界中で一番使われています。その昔はアメリカのTqcトータルクオリティコントロール品質管理システムがもっぱら使われていましたが、今ではそれは全てスイスのジュネーブに本部がある国際標準化機構が提供する品質管理手法に取って代わられました。ありとあらゆる種類の品質管理について関わり合いを持っているのが国際標準化機構が提唱する品質管理手法です。ISO17025というのは特別な規格です。日本には数多くの材料試験をする場所や試験機関が存在します。jcss検定をするところも同じようなものです。これらすべての校正機関についてはISO17025で認定を受けたところでないとなりません。つまりISO17025で材料の試験所などが正確な測定結果を生み出す能力があるかどうかを判断してくれるということになります。
1回充電すると一週間くらい続けて使えるような電池
6年前の政権交代でアベノミクスが導入されましたが、円安政策により輸出産業が促進されたかといえばそれは違います。この辺で日本もそのやり方を変えなければなりません。円安にして日本を安売りするよりも、やはり日本が生き残る道を模索すべきではないでしょうか。日本が生き残れる道とは日本が世界に誇るモノづくりの技術です。今世界中でスマホや携帯電話が使われています。そこに使われているリチウムイオン電池というのがあります。これも画期的な発明でしたが、わずか数時間でバッテリーがあがってしまいます。1回充電すると一週間くらい続けて使えるようなバッテリーが開発されればどうでしょうか。日本ならそんな夢のような電池を開発できるような気がします。日本がこれから目指すのはそのような道ではないでしょうか。そしてそれを支えてくれるのがISO品質管理です。